オーダーメイドのランドセルが作れるブランドまとめ!メリットとデメリットは?

「自分だけの特別なランドセルが欲しい!」という方におすすめなのがオーダーメイドランドセル

ほぼすべて自分の好みに組み合わせられるフルオーダーメイドから、一部のパーツのみを自分で選べるセミオーダーメイドまで幅広く用意されています。

オーダーメイドランドセルを作りたいけれどどこで作るといいのかわからない方のために、おすすめのブランドをまとめました。

オーダーメイドは需要が高く、対応ブランドが年々増えていっているので注目です!

オーダーメイドできるおすすめのランドセルブランド7選

ここでは、私がおすすめしたいオーダーメイドできるランドセルブランドを8つピックアップしました!

ランドセルの色からパーツまで細かく決められるフルオーダーメイドのブランドです。

自分たちでしっかり考えてオーダーしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!

ランドセルの羽倉

価格 62,700円~
メイン素材 牛革
選べるパーツ メインカラー、サイドカラー、背あてカラー、肩ベルトの裏のカラー
カラーバリエーション 全21色

ランドセルの羽倉はとにかくカラバリが豊富なことが魅力です。

牛革で全21色から選べるカラーの豊富さは羽倉ならでは。

羽倉にしかない変わったカラーもあるので、こだわってランドセルを作りたい方にうってつけのブランドですよね。

選択できるパーツは少なめですが、落ち着いていてシンプルなランドセルをオーダーメイドできます。

萬勇鞄

価格 66,000円~
メイン素材 牛革、人工皮革(選択式)
選べるパーツ 素材、本体カラー、テープカラー、縫い糸カラー、背中カラー、かぶせステッチ、内装、鋲、前ポケットのデザイン、金具カラー、刺繍、ネームプレート
カラーバリエーション 全26種

萬勇鞄はオーダーメイドするランドセルの素材から選べる珍しいブランドです。

人工皮革と牛革、どちらか好きな素材を選んでオーダーメイドしていきます。

選んだ素材によってカラーも変わるので、素材をこだわりたいか色をこだわりたいか考えるのも楽しめますよね。

ランドセルサイドの刺繍は人工皮革を選択したときのみつけられるので注意しましょう。

conosaki(このさき)

価格 68,000円~
メイン素材 クラリーノエフ
選べるパーツ メインの色、縁の色、背中の色、内装の柄、小窓のデザイン、かぶせのデザイン、サイドのデザイン、かぶせ鋲&引き手
カラーバリエーション 男女各10色

このさきはモダンなデザインや和風なデザインが特徴的なルーキーブランドです。

このさきのオーダーメイドは非常にシンプルなつくりのデザイン。

このさきならではのシックなカラーもあり、色宮大人っぽさで個性を出すブランドかなと感じました。

個性的なランドセルにしつつも、高学年で使いやすいランドセルをオーダーしたい方におすすめのブランドです。

フィットちゃん

価格 64,900円~
メイン素材 クラリーノタフロックNEO
選べるパーツ メインの色、縁の色、小窓のデザイン、かぶせのデザイン、背あてのデザイン、鋲、内装のデザイン、引き手
カラーバリエーション 全13色

大手ランドセルメーカーであるフィットちゃんにもオーダーメイドがあります。

基本的なパーツはすべて選べるのでかなり自由度が高く、カラーも多いです。

子どもらしいポップな雰囲気に仕上がるので、子どもの意見を優先して作成したい方におすすめ。

刺繍や安ピカッは追加料金になるので、金額は多めに見積もっておくと良いでしょう。

ふわりぃ

価格 63,800円~
メイン素材 人工皮革
選べるパーツ 本体の色、背あての色、サイドのデザイン、内装
カラーバリエーション 全25種

ふわりぃはメーカー系ブランドの中でも特にオーダーメイドに力を入れているブランドです。

フルオーダーメイドだけでなく、セミオーダーメイドや障がい児用ランドセルのオーダーメイドなど様々なシリーズが展開されています。

フルオーダーメイドで選べるカラーがかなり多いことが魅力の一つ。

色によってクラリーノエフ、クラリーノリピュート、クラリーノタフロックと素材が変わります。

クラリーノタフロックはクラリーノの中でも傷に強い素材です。

色だけでなく合わせて耐久性など機能面も選べるのは大きなメリットですね。

羅羅屋(ララちゃんランドセル)

価格 63,800円~
メイン素材 人工皮革
選べるパーツ 大きさ、本体のカラー、縁のカラー、糸のカラー、かぶせ裏、小窓のデザイン、サイドのデザイン、かぶせのデザイン、鋲、背あての色
カラーバリエーション 全16色

ララちゃんランドセルで有名な羅羅屋もフルオーダーメイドができるブランドです。

選べるパーツも多く、デザインも豊富なのでほぼ絶対に人とかぶらないオリジナルランドセルを作成できます。

クリームやカーキなど、既製品でもなかなか見かけないカラーが選べるのも魅力です。

種類が豊富なためシミュレーションが充実していて、子どものランドセルへの気持ちを高めるのにも利用できそう。

オーダーメイドランドセルを検討している方に1度はチェックしておいてほしいブランドです。

神田屋鞄製作所

価格 63,000円~
メイン素材 クラリーノ、牛革
選べるパーツ 本体のカラー、縁のカラー、糸のカラー、金具のカラー、背あてのカラー、サイドのデザイン、かぶせのデザイン、内装、小窓周囲のステッチ、取っ手のカラー
カラーバリエーション 全16色

オーダーメイドランドセルといえば神田屋!と言われるほど有名なブランドです。

カルちゃんランドセルという既製品もありますが、オーダーメイドランドセルの方が人気が高いですね。

既製品よりもオーダーメイドに力を入れているブランドは珍しいので、そういった面も人気の秘密かもしれません。

神田屋ならではのポイントは取っ手の色まで選べるなど非常に細かいオーダーができること。

個人的には内装のデザインにカモフラージュ(迷彩)柄が選べるのがおしゃれでうれしいなと思います。

素材もクラリーノ3種類+牛革の全4種類から選べるので、とにかくこだわってオーダーメイドしたい方にお勧めのブランドです。

セミオーダーランドセルで気軽に作れるブランド

がっつり組み合わせられるフルオーダーメイドと違い、セミオーダーはライトなオーダーメイドになります。

基本的に、すでにデザインやモデルが決まっていて、色などのみを選択するパターンが多いですね。

フルオーダーメイドだと迷って決めきれないという方や、オーダーメイドするほどでもないけど特別感を味わいたいという方におすすめです。

セミオーダーメイドはオーダーが簡単にできること、迷う箇所が少ないこともメリット。

私が個人的にメリットが多くおすすめだと感じたセミオーダーできるブランドをご紹介します!

セイバン

価格 56,430円~
メイン素材 クラリーノエフ
選べるパーツ 内装
元になるモデル モデルロイヤルクラシック

セイバンでセミオーダーできるランドセルは、モデルロイヤルクラシックです。

通常内装が無地のものですが、モデルロイヤルクラシックマイスタイルというセミオーダー可能なモデルを選ぶと内装を自由に選択できます。

内装のデザインは毎年増えており、2022年度は全7種類の内装から選択可能。

セミオーダーできるのは、セイバン直営店と公式オンライン通販のみです。

内装の柄によって値段が変わるので注意しましょう。

池田屋

価格 60,000円~
メイン素材 クラリーノ、牛革
選べるパーツ ステッチorフチ
元になるモデル ・イタリア製防水牛革プレミアムカラーステッチ
・イタリア製防水牛革プレミアムカラーコンビ
・マットクラリーノカラーコンビ

池田屋のセミオーダーメイドは、ステッチの色またはフチの色を選択するモデルです。

クラリーノモデルはフチの色を選べるモデルのみになります。

ステッチの色を選ぶモデルは、さりげないコンビカラーで落ち着いた雰囲気のランドセルに仕上がります。

フチの色を選ぶモデルは逆に選ぶ色によっては大きく印象が変わるのが面白いところ。

ポップな雰囲気にも、クールな雰囲気にもできるので個性を出しやすいモデルです。

いずれにしても選ぶ部分は1つのみでハードルが低いのが嬉しいですよね。

価格もそこまで高くないので、既製品のランドセルを購入する感覚でセミオーダーできます。

村瀬鞄行

価格 ランドセルの価格+2,000円
メイン素材 クラリーノ、牛革
選べるパーツ
元になるモデル 村瀬鞄行すべてのモデル

村瀬鞄行は、かぶせの鋲をカスタマイズできるプランがあります。

セミオーダーメイドとしてはハードルが低く、気軽にカスタマイズできるパーツなので「面倒な手続きはしたくない」という方にもおすすめです。

ランドセルの印象に大きく変化を与えることがないので子どもの直感で選びやすく、楽しくカスタマイズできます。

鋲の種類は全部で35種類あり、気に入った鋲を見つけやすいです。

鋲カスタムができるのは村瀬鞄行の店舗と公式オンラインショップのみなので注意しましょう。

オーダーメイドランドセルの値段相場はどれくらい?

オーダーメイドランドセルを作るにあたり気になるのが値段ですよね。

オーダーメイドというと高額なイメージがありますが、ランドセルにおいてはどうなのでしょうか?

分かりやすくフルオーダーとセミオーダーの価格相場をまとめてみました。

フルオーダーメイドの相場
60,000円~80,000円くらい
セミオーダーメイドの相場
55,000円~70,000円くらい

フルオーダーメイドの場合、6万円台から8万円程度が相場になります。

基本価格は6万円台であることが多いですが、フルオーダーの場合選ぶパーツを増やすことで追加料金が発生することも多いです。

そのため、最終的に基本価格+5,000~1万円になることもしばしば。

なるべく安く済ませたい場合は追加料金がかからない範囲でオーダーメイドすると良いでしょう。

セミオーダーメイドの場合はフルオーダーよりも低価格に抑えられます。

選べるパーツが決まっているので追加料金がかかることもありません。

基本となるモデルの値段に+3,000円~5,000円程度で住むのがセミオーダーです。

フルオーダーメイドで予算をオーバーする場合、セミオーダーを検討してみても良いですね。

オーダーメイドランドセルはいつ頃届くの?

オーダーメイドランドセルを購入した方の口コミで多かったのが「届くのが遅い」「いつ届くの?」という内容。

既製品のランドセルを購入した方のもとに続々とランドセルが届く中、オーダーメイドランドセルはなかなか届かないので焦ってしまう方が多いようです。

基本的にオーダーメイドランドセルは、いつ注文しても届くのが年明けになることがほとんどです。

一つ一つ作らなければならないので通常のライン製造が難しく、非常に時間がかかってしまいます。

ブランドによっては通常ランドセルの製造が終わってからオーダーメイドに取り組むこともあるようで、その分遅くなってしまうんですよね。

フィットちゃんや神田屋鞄などは「だいたいこの時期に届きます」と教えてくれますが、それもあくまで予定なのであまり気にせず待つのが吉です。

どれだけ時間がかかっても入学までには間に合うものだとのんびり待つところまで、オーダーメイドの醍醐味だと思えるといいかなと思います。

あまり時間がかかるのが嫌ならオーダーメイドをあきらめるのも手です。

ただ、工房系ランドセルなど量産できないブランドは既製品を購入しても届くのが3月頃になることもあります。

いずれにせよランドセルは時間がかかるものだと思って、周りのことは気にせず待つといいでしょう。

オーダーメイドランドセルのメリットとデメリットは?

オーダーメイドランドセルはかなりメリットが多く、個人的にもおすすめしたいランドセル。

具体的にどんなところがメリットかまとめてみました。

オーダーメイドランドセルのメリット
  • 世界に1つだけのランドセルが作れる
  • 子どもや保護者の理想のランドセルができる
  • シミュレーションなど子どもがランドセル選びを楽しめる
  • 特別感がある
  • 愛着がわきやすく、物を大切にする教育にもなる

オーダーメイドランドセルは世界に1つだけのランドセルが作れるので、特別感が違います。

子どもにとっても自慢の一品になると思いますし、「大切にしよう」という気持ちも大きくなりますよね。

周りのお友達とかぶらないだけでなく、教育的にもメリットがあります。

個人的にはオーダーメイドシミュレーションがおすすめ。

子どもだけでなく大人も楽しめるので、家族のコミュニケーションにも役立ちそうです。

しかしオーダーメイドはメリットだけではありません。

多少のデメリットはつきものなので、どんなデメリットがあるか確認しておきましょう。

オーダーメイドランドセルのデメリット
  • 既製品よりも価格が高め
  • 届くのが遅い

オーダーメイドランドセルと同等の昨日のランドセルを既製品で買おうとするともっと安いモデルがあることも。

価格的な面を見るとどうしても既製品より高額に感じてしまいます。

そして何よりも、口コミでも多いように届くまでに時間がかかることがデメリットでしょう。

夏前に頼んでも3月頃になってしまう場合も多いので、とにかく早く手元に欲しい方には向いていません。

これらのデメリットをしっかり理解したうえで購入すると良いですね。

オーダーメイドランドセルを注文する際の注意点

オーダーメイドランドセルは特別感もあるしシミュレーションも楽いし、メリットが多いモデルです。

ただし、注文する際に注意点がいくつかあります。

奇抜なデザインにならないように気を付ける

まずはデザイン面の注意点。

フルオーダーメイドは何でも好きなパーツや色を組み合わせられるので、子どもの希望だけを取り入れるとかなり奇抜なデザインに仕上がってしまうことも…。

子どもの好みや希望を取り入れることは大切ですが、全体のバランスを見て色や刺繍などのデザインを決めましょう。

特に6年生までランドセルを使う地域の場合、高学年でも使いやすいカラーの組み合わせかも合わせて考慮できると良いですね。

申込期限に気を付ける

オーダーメイドランドセルは一つ一つ作らなければならないため、申込期限も早めに設定されています。

各ブランドごとに製造できるランドセルの数に限りがあり、申込期限よりも早く製造数に達して受付を終了することも多いです。

だいたいどのブランドも夏頃までに申込を締め切ります。

長くても秋頃には受付を終了することがほとんどなので、オーダーメイドしたい方は夏までに決めきりましょう。

工房系ブランドなどは秋まで在庫が持たないことがほとんどです。

このさき、ランドセルの羽倉、萬勇鞄などは特に夏までに申し込んでおけると良いですね。

オーダーメイドで自分だけのランドセルを楽しもう!

オーダーメイドランドセルは特別感があり、作っている間も楽しいのでとても人気です。

注意点やデメリットを理解していれば良いことばかりのランドセルなので、気になる方は前向きに考えてみてください。

ランドセルは6年間使うものなので、最後まで大切にできるか、は結構重要。

オーダーメイドであれば「自分で選んで作った」という気持ちから大切にする気持ちも芽生えやすいです。

シミュレーションだけでも楽しめるのでぜひ、オーダーメイドランドセルを検討してみてくださいね!

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