個性的なデザインが魅力!ランドセルの羽倉「とよおか」で後悔しないために知っておきたいこと

シンプルなデザインが特徴的なランドセルの羽倉で、2020年度から販売開始されたのがとよおかです。

これまでの超シンプルなデザインに反するように、とよおかはランドセル職人とデザイナーがタッグを組んだデザイン特化型のランドセルです。

はじめてデザインを見たときはあまりの斬新さに驚いた方も多いんじゃないでしょうか?

周りの子とは違う特別なランドセルが欲しい!って方におすすめのランドセルです。

とよおかの魅力と、購入時に注意しておきたい点をまとめました!

とよおかの購入を迷っている方や、個性的なランドセルを探している方はぜひチェックしてくださいね!

ランドセルの羽倉 とよおかの商品詳細

価格 93,500円
素材 耐性牛革
重さ 1,350g
カラーバリエーション ホワイト×レッド、ペールピンク×チョコ、サックス×チョコ

豊岡鞄ならではの表現!とよおかのこだわりデザイン

とよおかは普通のランドセルと違い、非常にデザイン性が高いランドセルです。

かぶせの革は二重になっていて、基準になるカラー(上の写真だとチョコ)の上にピンクの切り抜きされたデザインの皮革が重ねられているイメージです。

かぶせに大きめの刺繍やデザインが施してあるランドセルは他にもいくつかありますが(村瀬鞄行や山本鞄など)、羽倉のように革が2枚重なったデザインはありませんね。

正面から見るとわかりにくいんですが、インスタに上げられてる別角度の写真を見ると分かりやすいかも◎

とよおかは、羽倉のランドセルが生まれた地元豊岡市の自然豊かな情景とコウノトリをモチーフにしたデザインです。

豊岡市はコウノトリへの取り組みが活発な地域で、豊岡市を表現するにうってつけのモチーフなんですね。

中心のコウノトリも含め、周りを彩るお花も非常に繊細に作られています。

縫製が少しでもずれたら認められないと言われている「豊岡鞄」に認証された唯一のランドセルブランドが羽倉です。

その羽倉の職人が作り上げるデザインランドセルとよおかは、まさに羽倉の真骨頂とも言えるランドセルですね。

とよおかのカラーバリエーションは全3色です。

今年からレッドとサックスが追加され、選択肢にも幅が広がりました。

どのカラーも可愛くて素敵ですが、個人的にはペールピンク×チョコがおすすめ!

落ち着いたペールピンクとチョコの組み合わせが大人っぽさを演出してくれます。

とよおかは様々な伝統技法が使われたランドセル!

羽倉のランドセルは熟練の技であるキザミやコバ塗りという技法も採用しています。

コバ塗りは革の側面にニスを何度も塗り重ねて仕上げる技法です。

ニスを塗り磨く工程を何度も繰り返すことでとてもきれいなランドセルが出来上がります。

キザミは菊寄せとも呼ばれる技法。

ランドセルの角部分の革をカーブさせる際にヒダをつくります。

これは機械では再現できず、職人の手作業でなければ表現できない技法です。

とよおかはデザイン面だけでなく、こうしたランドセルの技術面でも多くの伝統技法が使われている最高級モデルなんです。

コバ塗りやキザミはサクラのランドセルほぼすべてに採用されています。

こういった伝統技法を使っているブランドは結構少ないので、細かい職人のこだわりに注目したい方におすすめのモデルです。

革2枚重ねなのに軽い!?とよおかの機能性をチェック!

とよおかはデザイン性に優れていますが、ランドセル選びで気になるのは機能面。

羽倉のランドセルは、メーカー系ブランドに引けを取らないほど機能的に優れています。

立ち上がり型背カンなど背負やすさの工夫だけでなく、ランドセルを長年使っていく上で嬉しい機能がたくさん搭載されているんです!

羽倉のランドセルの機能について詳しくは、羽倉公式サイトか「羽倉 カテゴリ」記事をご覧ください。

それだけでなく、個人的に注目したいのは羽倉のランドセルの軽さですね。

デザインの紹介をするときに触れましたが、とよおかはかぶせの革が2枚重ねになっています。

革が2枚重なっているってことは、その分重くなってしまいます。

まぁこのデザインだし、多少の重さは仕方ないかな?と考えていました。

すると、耐性牛革スタンダード(超シンプルな羽倉の基本モデル)と40gくらいしか変わらないんですよね。

え、じゃあ全然軽いほうなのでは!?と驚きました。

羽倉のランドセルは牛革のランドセルの中でも背負いやすく軽い!と口コミを書いている方が多いです。

とよおかは小柄な女の子でも背負いやすいので、安心して購入できるんじゃないかなと思います◎

とよおかを購入する際に気をつけておきたいポイント2つ

とよおかはとても個性的なランドセルで、評価も非常に高いランドセルです。

ですが、実際にランドセル選びの経験があり、小学生の弟がいる私の視点から、気をつけておきたいポイントがあります。

とよおかは素敵なランドセルだからこそ、購入後に後悔しないよう事前にチェックしておきましょう!

複雑なデザインなのでお手入れが大変

とよおかは、下地になる革の上に切り抜かれたデザインの革を重ねて縫い付けているデザインです。

そのため、通常のランドセルよりも水分や汚れが溜まりやすいのがデメリット。

羽倉のランドセルは撥水加工されているので、牛革でもある程度の水分は問題ありません。

しかし湿気の多い場所に置いておくことや、濡れたまま放置するのはあまり推奨できないです。

雨に濡れたら乾いた布で拭いたりして丁寧にケアしてあげると綺麗なまま使い続けられます。

とよおかはデザインの隙間などに水が溜まってしまい、乾きにくくなることも考えられます。

気付かないまま放置してランドセルの状態が悪くなってしまうのは避けたいですよね。

(親心としては、10万円近くかけるわけですし…笑)

とよおかを購入する前に、しっかりとお手入れやお掃除をすること、雨の日は水気を拭き取ることをお約束しておくと良いと思います。

子どもも、ものを自分で大切にする学びになります。

アート性が高く細かい分、こういったところは気を使っていきたいですね。

完売時期が早い

羽倉のランドセルは受注生産期間がなく、予定している生産数に達したらその時点で完売となります。

とよおかはかなり手の込んだランドセルなので、通常のモデルより生産数が少ないはずです。

正確な数字はわからないので予想ですが、他ブランドの特別モデルの生産数などと合わせて考えても、各色10本ずつくらいの可能性も十分にあります。

そのためか、2021年度も耐性牛革スタンダードなどのモデルよりひと足早く完売しました。

羽倉のランドセル自体の注文締切は10月29日でしたが、とよおかはそれよりも2~3ヶ月早かったような記憶があります。

羽倉のInstagramでは、6月1日の段階で在庫残りわずかと告知されていました。

とよおかの購入を検討している方は、GW頃に実物をチェックしに行き、6月~7月頃には購入しておくくらいのスピード感を持って動いたほうが良いでしょう。

とよおかはデザインが特殊なので、完売してしまったときに違うブランドの似たモデルを探すことはほぼ無理です。

子どもが欲しいランドセルを確実にゲットしてあげるためにも、できる限り早くランドセル選びを始めましょう!

羽倉のランドセルは現在無料カタログ請求を受付中です◎

とよおかのこだわりもより詳しく書かれていると思うので、気になる方はカタログも請求してみましょう!

羽倉のとよおかのリアルな口コミが気になる!

小動物が大好きな娘が展示会で「とよおか」を見て一目惚れ!「あの鳥のランドセルがいい!」と譲らず、購入しました。細部まで丁寧に作り込まれていて、親の私も惚れ惚れしてしまいました。
娘が周りの子と絶対違うランドセルがいい!と言い、たどりついたのがとよおか。とても可愛いし、職人さんにこだわりがたくさんあって安心して購入できました。娘もとても気に入っているし、色んな人に褒められて鼻高々です。ただ、可愛すぎるデザインなので高学年になったときに飽きが来ないか…それは少し心配です。

とよおかは販売開始から2年しか経っていないことと、生産数が少ないことから口コミの数も少なめでした。

人目を引く特別なデザインなので、やっぱりデザインに惚れ込んだ方ばかり。

デザインを重視してもランドセルの機能や技術が優れているので、親が心配なく購入できるのも羽倉の良いところですね。

とよおかは実物を見ると印象が変わるかもしれないし、できればショールームや展示会に実物を見に行くことをおすすめします。

実物を見に行くのが難しくても、気になることがあれば問い合わせをしてもいいと思います。

羽倉のスタッフさんはとてもいい方たちばかりで皆さん知識があり、とても信頼できます。

気になる方は是非チェックしてくださいね!